2025.03.02
「痛み」って何?
私は、これまで20年以上にわたり鍼灸治療の現場で多くの患者さんの「痛み」と向き合ってきました。また、様々な文献から「痛み」について学び、痛みの原因は次の5つと考えています。
①危険を伝えるための「アラーム・警報」としての痛み
②心の奥底に封印したトラウマから意識を逸らすための痛み
③ 自分らしく生きていないことに気づかせるための痛み
④ 痛みそのものが生きるモチベーションになってしまっている痛み
⑤ 苦労や悩みから解放されることで生じる痛み
この5つを順番に説明していきたいと思います。
① 危険を伝えるための「アラーム・警報」として働く「痛み」。
これは皆さんもご存じの、一番分かりやすい「痛み」です。
転んでケガをした、包丁で指を切った、頭をぶつけた・・・。ぶつけたことでその部分にダメージを受けたことによる痛み。
次に
② 封印された過去のつらい出来事から意識を逸らすための「痛み」。
過去のつらい出来事が、自分の心身に与えるダメージが大きいと判断した場合、その過去のつらい出来事を無意識の世界に封じ込めてしまいます。
でも、何かのきっかけで、その隠されたつらい出来事に近づこうとする(意識を向ける)と、痛みや不快な症状を発して近づかせないようにする痛み。
次回は「痛み」の分類 ③の「気づかせるための手段」です。